中学国語文法まとめサイト
現代文、古典の基礎を記載

敬語の使い方

相手の行動に使うのが尊敬語であり、
自分の行動に使うのが謙譲語である。

尊敬語

原形に「~れる」「~られる」や「お~になる」「ご~になる」を
加えて尊敬語になる。

謙譲語

原形に「お~する」「お~いたす」、「ご~する」「ご~いたす」を
加えて謙譲語になる。

丁寧語

文頭に「お」や「ご」を使ったり、文末に「~です」「~ます」を
使ったりすることで丁寧語になる。
「ある」の敬語「ございます」はとても敬意の高い敬語。

注意すること

・自分側にいる人について相手に話す時は、
 尊敬語ではなく謙譲語を使う。(家族や会社など)

例: × 母がおっしゃっていました。
   ○ 母が申しておりました。

・敬語を複数重ねない。(二重敬語

例: × お話しになられます
   ○ お話しになります
   × ご覧になられます
   ○ ご覧になります

・丁寧語の「お」「ご」や「ます」を使いすぎない。

例: × お話しに来られます方は教授でございます。
   ○ お話しに来られる方は教授です。