政治のしくみ:裁判所の役割

 

 

裁判所(司法権):法律に基づいて争いを裁く

裁判所は、具体的な事件や争いごとに対して、法律を適用して解決する司法権を持つ機関です。

 

司法権の独立

裁判所は、国会(政治家)や内閣(政府)からの干渉を受けることなく憲法と法律にのみ基づいて、公正な裁判を行なわなければなりません。

これを司法権の独立といいます。

 

三審制

一つの事件について、原則として3回まで裁判を受けることができる仕組みです。

第一審(地方裁判所など)の判決に不服がある場合、第二審(高等裁判所など)に控訴し、さらに不服があれば第三審(最高裁判所)に上告できます。

これにより、慎重な裁判を行い、人権を守ります。

 

裁判員制度

重大な刑事事件(殺人罪など)の第一審において、選挙権を持つ国民の中からくじで選ばれた裁判員が、裁判官と一緒に被告人が有罪か無罪か、有罪の場合はどのような刑にするかを判断する制度です。

国民が司法に参加することで、裁判をより身近で分かりやすいものにすることが目的です。

 

まとめ

 

① 裁判所

法律上の争いを公平な立場で裁き、解決する。

(司法権の独立)

 

② 裁判の種類と仕組み

● 裁判の種類

民事裁判刑事裁判がある。

民事裁判 : 利害関係を中心とするトラブルを解決する裁判

刑事裁判 : 犯罪行為に対して刑罰を与える裁判

 

● 三審制

三審制 : 裁判はやり直しを求めることができ、同じ内容の裁判を3回まですることができる。

(控訴→上告)

 

民事裁判   刑事裁判
最高裁判所   最高裁判所
↑上告   ↑上告
高等裁判所   高等裁判所
↑上告 ↑控訴   ↑控訴   ↑控訴   ↑控訴 ↑控訴
地方裁判所   家庭裁判所   地方裁判所   家庭裁判所
↑控訴      
簡易裁判所       簡易裁判所

 

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