敬語の使い方

 

 

敬語の使い分け

相手の行動に使うのが尊敬語であり、 自分の行動に使うのが謙譲語です。

 

尊敬語

動詞の原形に「~れる」「~られる」や「お~になる」「ご~になる」を加えて尊敬語にします。

【尊敬語の例】

基本の言葉 尊敬語 例文
言う おっしゃる 先生が、明日の予定をおっしゃいました
する なさる 部長がテニスをなさるそうです。
居る・行く・来る いらっしゃる お客様がいらっしゃいました
見る ご覧になる 資料をご覧になってください。
食べる・飲む 召し上がる(めしあがる) どうぞ、こちらを召し上がってください。

 

謙譲語

動詞の原形に「お~する」「お~いたす」、「ご~する」「ご~いたす」を加えて謙譲語にします。

【謙譲語の例】

基本の言葉 謙譲語 例文
言う 申す・申し上げる 私の名前は、山田と申します
する いたす 私がご案内いたします
行く・来る 参る・伺う 明日、そちらへ伺います
見る 拝見する 資料を拝見しました
訊く・尋ねる 伺う 先生に質問を伺いたいのですが。
もらう いただく 先輩からお土産をいただきました

 

丁寧語

文頭に「お」や「ご」を使ったり、文末に「~です」「~ます」を使ったりすることで丁寧語にします。
「ある」の敬語「ございます」はとても敬意の高い敬語です。

【丁寧語の例】

これは本だ。 → これは本です

明日、学校へ行く。 → 明日、学校へ行きます

ありがとう。 → ありがとうございます

 

使い分けのポイント

誰の行動かを意識することが一番大切です。

相手の行動なら → 尊敬語

自分の行動なら → 謙譲語

誰に対して話しているかを考えて、丁寧語を基本に使いましょう。

敬語は最初は難しく感じるかもしれませんが、普段の生活や学校の先生との会話で少しずつ意識して使うことで、自然に身についていきます。

 

注意すること

● 自分側にいる人について相手に話す時は、
 尊敬語ではなく謙譲語を使います。(家族や会社など)

例: × 母がおっしゃっていました。
   ○ 母が申しておりました。

● 敬語を複数重ねない。(二重敬語

例: × お話しになられます
   ○ お話しになります
   × ご覧になられます
   ○ ご覧になります

● 丁寧語の「お」「ご」や「ます」を使いすぎない。

例: × お話しに来られます方は教授でございます。
   ○ お話しに来られる方は教授です。