不定詞

 

 

不定詞

不定詞は、「to + 動詞の原形」という形で、 動詞を名詞形容詞副詞のように、別の品詞の働きに変化させます。

不定詞には、名詞的用法形容詞的用法副詞的用法があります。

 

1. 名詞的用法

不定詞が、文の中で名詞の役割をします。

to+動詞の原形 で「~すること」という意味になります。

名詞と同じように、文の主語(S)目的語(O)補語(C) になれます。

 

①主語(S)になる場合 「~することは」

To study English is very difficult for me. :英語を勉強することは、私にとってとても難しいです。

To get up early is good for your health. :早く起きることは健康に良いです。

 

②目的語(O)になる場合 「~することを」

like to ~ (~することを好む) や want to ~ (~したい) のように、一般動詞の後ろに置かれます。最もよく使われる形です。

I like to play tennis. :私はテニスをすることを好みます。(私はテニスをすることが好きです。)

I want to go to Okinawa. :私は沖縄へ行くことを望みます。(私は沖縄へ行きたいです。)

Ken started to study English. :ケンは英語の勉強することを始めました。(ケンは英語の勉強をし始めました。)

She wants to be a doctor. :彼女は医者になることを望んでいます。(彼女は医者になりたいです。)

 

③補語(C)になる場合 「~することです」

be動詞の後ろに置かれ、「主語 = ~すること」 の関係になります。

My hobby is to collect stamps. :私の趣味は切手を集めることです。

My daily routine is to exercise. :私の日課は運動をすることです。

 

2. 形容詞的用法

不定詞が、形容詞のように直前の名詞を詳しく説明する働きをします。

名詞+to+動詞の原形 で「~するための」「~するべき」という意味になります。
※後ろから前に向かって、名詞を修飾するのがポイントです。

I have some books to read. :私にはいくつかの読むための本があります。

I want something cold to drink. :私は何か冷たい飲むためのものが欲しいです。

He has no time to watch TV. :彼にはテレビを見るための時間がありません。

I have a lot of things to do. :私にはするべき事がたくさんあります。

 

3. 副詞的用法

不定詞が、副詞のように動詞や文全体を修飾し、「なぜ?」「どうして?」といった情報を付け加えます。

to+動詞の原形 で「~するために」「~しに」という意味になり、動作の目的を表します。
※Why ~? (なぜ?)の質問の答えになることが多いです。

I went to the library to read some books. :私は数冊の本を読むために図書館へ行きました。
→ なぜ図書館へ行ったのか? → 本を読むため

Yumi gets up early to study. :エミは勉強するために早く起きます。

Takeshi go to the park to play baseball. :タケシは野球をしに公園へ行きます。

 

不定詞を使った重要構文

不定詞は、特定の動詞と結びついて、重要な意味を持つ構文を作ります。

ask + 人 + to do :「(人)に~するように頼む」
I asked him to help me. :私は彼に手伝ってくれるよう頼みました。

tell + 人 + to do :「(人)に~するように言う
My mother told me to clean my room. :母は私に部屋を掃除するように言いました。

want + 人 + to do :「(人)に~してほしい」
I want you to come to the party. :私はあなたにパーティーに来てほしいです。

 

不定詞は、同じ to + 動詞の原形 という形でも、文の中での位置や役割によって意味が大きく変わります。

それぞれの用法がどのような働きをするのかを、たくさんの例文を通して理解することがマスターへの近道です。