分詞は、もともと動詞だった単語が、文中のV(述語)の場所以外のところに出てきて、形容詞と同じ働きをするようになったものです。
つまり、形容詞と同じように名詞を修飾(説明)する役割を持ちます。
分詞には現在分詞(能動形容詞)と 過去分詞(受動形容詞)があり、それぞれ使い分けます。
現在分詞(能動形容詞):動詞の-ing形 (playing, running など)
過去分詞(受動形容詞):受け身や現在完了形で使われる形 (played, written など)
現在分詞(能動形容詞)は、名詞が「~している」状態であることを表します。
動詞の原形+ing で「~している○○」という能動の意味になり、名詞を修飾します。
現在分詞が1語だけで名詞を説明するときは、普通の形容詞 (a tall boy など)と同じように、名詞の前に置きます。
a sleeping baby :眠っている赤ちゃん
→ a baby who is sleeping とほぼ同じ意味。赤ちゃんが「眠る」という動作をしている。
a running boy :走っている少年
That swimming girl is Yumi. :あの泳いでいる女の子はユミです。
現在分詞が他の語句(目的語や場所を表す言葉など)を伴って2語以上のカタマリになる場合は、名詞の後ろに置いて、後ろから前の名詞を説明します。
The boy talking with me is Ken. :私と一緒に話している男の子はケンです。
Do you know the boy playing catch with Ken? :ケンとキャッチボールをしている少年を知っていますか?
過去分詞(受動形容詞)は、名詞が「~された」状態であることを表します。
過去分詞で「~された○○」という受け身の意味になり、名詞を修飾します。
過去分詞が1語だけで名詞を説明するときは、普通の形容詞 (a tall boy など) と同じように、名詞の前に置きます。
a broken window :割られた窓
→ a window which was broken とほぼ同じ意味。窓が「割る」という動作をされた。
a used car :使われた車(=中古車)
Look at the broken door. :壊されたドアを見なさい。
現在分詞と同じく、2語以上のカタマリになる場合は名詞の後ろに置きます。
This is a picture taken in Kyoto. :これは京都で撮られた写真です。
→ This is a picture which was taken in Kyoto. と同じ意味。
Emi has some books written in English. :エミは英語で書かれたいくつかの本を持っている。
分詞は、形容詞と同じように名詞を修飾する。
● 現在分詞 (動詞の原形+ing) を使う場合
名詞が「~している」(能動)
a singing bird :歌っている鳥 →「鳥」という名詞を修飾(能動形容詞)
● 過去分詞(p.p.)を使う場合
名詞が「~された」(受け身/受動)
a broken dish :壊された皿 →「皿」という名詞を修飾(受動形容詞)
修飾する名詞を主語のように考えて、その名詞が「する」側なのか、「される」側なのかを判断するのが最大のコツです。
分詞は感情を表す動詞とも結びついて、重要な形容詞を作ります。
excite (興奮させる)
an exciting game (ワクワクさせる試合)
→ 試合が人をワクワクさせる(する側)
excited people (ワクワクさせられた人々 → 興奮した人々)
→ 人々が試合によってワクワクさせられる(される側)
surprise (驚かせる)
surprising news (驚くべきニュース)
surprised students (驚かされた生徒たち)
分詞は、関係代名詞の文をよりシンプルで短い形で表現するための便利なツールです。
修飾する名詞との「する/される」の関係を常に意識することが、マスターへの鍵となります。