文型は、英語の文がどのような単語で、どのような順番で組み立てられているかを示す「文の設計図」のようなものです。
文型を理解すると、英文を正確に読んだり、より複雑な文を自分で作ったりする力が飛躍的に向上します。
文を構成する要素は、主語(S)、動詞(述語)(V)、目的語(O)、補語(C)です。
主語のSは「Subject」、動詞のVは「Verb」、目的語のOは「Object」、補語のCは「Complement」の略です。
S + V :「SはVする」の意味。
最もシンプルな形で、「誰が・何が」どうするという基本動作を表します。
修飾語が無い場合でも成り立ちます。
Ken run very fast. :ケンはとても速く走ります 。
Birds fly. :鳥は飛びます。
S + V + C :「SはCである」の意味。
主語(S)がどのようなもの・状態であるかを説明する文型です。
S=Cの関係が成り立ちます。
I am Japanese. :私は 日本人 です 。(私 = 日本人)
I am a student. :私は 生徒 です。 (私 = 生徒)
S + V + O :「SはOをVする」の意味。
主語(S)が目的語(O)に対して何かをする、という動作を表します。
Yumi likes cats. :ユミは 猫を 好みます 。
※ like は「好む」と訳すと、目的語が「~を」の形になり理解しやすい。
I play tennis. :私は テニスを します。
S + V + O + O :「(人)に(物)をVする」の意味。
「誰に」「何を」というように、目的語(O)を2つとるのが最大の特徴です。
(人)に+(物)を の順に置きます。
※最初のO(間接目的語)には「人」が来ることが多いです。
2番目のO(直接目的語)には「物や事柄」が来ます。
He give me this pen.
She bought me the present.
第4文型は、前置詞の to や for を使って第3文型(SVO)に書き換えることができます。
OとOを入れ替える場合は、(物)を+ to/for (人)に の順にします。
S + V + O + to / for + O :「(物)を(人)にVする」の意味。
He give this pen to me.
to を使う場合:give, show, tell, teach, send, lend などの時 (到達・方向のイメージ)
She bought the present for me.
for を使う場合:buy, get, make, find などの時 ( ~のために、というイメージ)
S + V + O + C :「OをCとVする」「OをCの状態にする」の意味。
目的語(O)がどのようなもの・状態であるかを、後ろから補語(C)が説明する文型です。
O=Cの関係が成り立ちます。
Takeshi call her Emi. :タケシは彼女をエミと呼びます。
O = C の関係 → Shi is Emi (彼女=エミ)
This song makes me happy. :この歌は私を幸せにします。
O = C の関係 → I am happy の状態にする
make O C :OをCの状態にする
call O C :OをCと呼ぶ
name O C :OをCと名付ける
keep O C :OをCの状態に保つ
find O C :OがCだと分かる
| 文型 | 形 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 第1文型 | SV | SがVする | I run. |
| 第2文型 | SVC | SはCです (S=C) | She is a teacher. |
| 第3文型 | SVO | SはOをVする | He plays the piano. |
| 第4文型 | SVOO | SはOにOをVする | My sister gave me a present. |
| 第5文型 | SVOC | SはOをCにVする (O=C) | The news made us sad. |
文型を意識することで、英語の構造がはっきりと見えるようになります。
特に第4文型と第5文型は、長文読解や英作文で非常に役立つので、たくさんの例文に触れて使い方に慣れましょう。