判断推理
<例題>
円形のテーブルの周りにA、B、C、D、E、Fの6人が座っている。
Aの1つ置いて隣がC、Bの右隣がD、Eの1つ置いて右隣がF、
Aの右隣がEならば、座席を反時計回りに1つ移動した時、
Aの座席に座るのは次のうち誰か。
1.B
2.C
3.D
4.E
5.F
A | ||||
○ | ○ | ○ | ||
○ | ○ | |||
○ |
<ポイント>
・図に各対応する位置関係を書く。
<解説>
まず、Aを中心とする位置関係を図に書き込む。
・Aの右隣がE
・Aの1つ置いて隣がC
・Eの1つ置いて右隣がF
このことから、右の図ができる。
A | ||||
E | ○ | ○ | ||
C? | C? | |||
F |
次に、残りの座席を考える。
「Bの右隣がD」から、席が2つないと
成立しないため、右のような図になる。
そこから、右に1つ回転させると、
Aの位置にDが座る。
A | ||||
E | ○ | D | ||
C | B | |||
F |
よって、正解は、 3 になる。
<練習問題>
右の図のように、廊下を挟んで8つの部屋があり、
各部屋には、A、B、C、D、E、F、G、Hの8人が住んでいる。
・CとFの部屋は向かい合っている。
・GとHの部屋も向かい合っている。
・DとGの部屋の間にEの部屋がある。
・Eの部屋は2号室である。
・Eの斜め向かいの部屋にBが住んでいる。
1
号 室 |
2
号 室 |
3
号 室 |
4
号 室 |
5
号 室 |
6
号 室 |
7
号 室 |
8
号 室 |
これらのことから、確実に言えるのは、次のうちどれか。
1.Aの部屋は6号室である。
2.Bの部屋は5号室である。
3.Dの部屋は1号室である。
4.Fの部屋は4号室である。
5.Hの部屋は5号室である。
<解説>
「Eの部屋は2号室」
「DとGの部屋の間にEの部屋」
「GとHの部屋も向かい合っている」
「Eの斜め向かいの部屋にB」から、
右の図のように整理すると、
2通りが考えられる。
D | E | G | |
B | H |
G | E | D | |
H | B |
「CとFの部屋は向かい合っている」ので、
4号室と8号室には、CとFが住んでいる。
残っているのは、6号室だけなので、
そこにAが住んでいる。
D | E | G | CF |
B | A | H | CF |
G | E | D | CF |
H | A | B | CF |
よって、正解は、 1 である。