判断推理
<例題>
A、B、C、D、Eの5人は、国語、数学、英語、社会、理科の中から、
それぞれ2科目を得意としている。国語が得意なのは3人、数学が
得意なのは1人、その他は2人ずつである。Aは国語と英語、Cは数学、
Eは社会を得意としている。また、AはB、Cと共通の得意科目を持たない。
これらのことから、正しくいえるのは、次のうちどれか。
1.Cは理科が得意。
2.Dは社会が得意。
3.Eは英語が得意。
4.AとEは共通の得意科目を持っていない。
5.BとDは共通の得意科目を持っている。
<ポイント>
・人物と趣味、人物と職業の対応関係を明らかにする問題の解法は、
対応表を作成する。
<解説>
問題から条件を整理すると、
右のような表ができる。
国
語 |
数
学 |
英
語 |
社
会 |
理
科 |
||
A | ○ | × | ○ | × | × | 2 |
B | × | × | × | ○ | ○ | 2 |
C | × | ○ | × | × | ○ | 2 |
D | ○ | × | ○ | × | × | 2 |
E | ○ | × | × | ○ | × | 2 |
3 | 1 | 2 | 2 | 2 |
正解は 1 になる。
<例題>
今度開かれる体育祭に、A、B、C、D、E、Fの6人が出場する種目は、
3人が短距離走、残りの3人がリレーである。
・AとFは同じ種目に出場する。
・B、D、Eは全員が同じ種目に出場しない。
・C、D、Eは全員が同じ種目に出場しない。
この時、確実に言えるのは次のうちどれか。
1.AとDは同じ種目に出場する。
2.AとEは同じ種目に出場する。
3.BとCは同じ種目に出場する。
4.BとDは同じ種目に出場する。
5.DとFは同じ種目に出場する。
<ポイント>
・2種類のうちどちらに属するかを調べる問題は、図や表を描いて整理する。
<解説>
AとFを仮に短距離走に出場するとすると、あと1人出場することになる。
B、D、Eのうち1人、C、D、Eのうち1人が短距離走。
よって、DかEが短距離走、BとCがリレーだということが分かる。
最初に行った仮定を逆にすると、短距離走とリレーを
入れ替えることになるので、 AとFがリレー、BとCが短距離走ということになる。
正解は 3 。