判断推理
<例題> リーグ戦問題
A~Fの6チームが野球の試合を行ったところ、次のような結果になった。
・Aが全勝
・Eが1敗
・Cが2敗
・Dが3敗
・引き分けはなかった
この時、正しいものはどれか。
1.BがCに勝ち、Fに敗れた。
2.CがEに勝ち、Bに敗れた。
3.DがFに勝ち、Cに敗れた。
4.FがBに勝ち、Dに敗れた。
5.FがDに勝ち、Eに敗れた。
<ポイント>
・リーグ戦(総当たり戦)問題は、勝敗表を作って考える。
勝ったチームの相手チームは必ず負けている。
引き分けがない場合、全試合数、各チームの勝ち数の合計、
負け数の合計は等しい。
・リーグ(総当たり戦)戦の試合数=【チーム数×(チーム数-1)÷2】
<解説>
結果を元に、勝敗表を作ると、
右のようになる。空欄があるが、
分かるのはここまでである。
A | B | C | D | E | F | |
A | \ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
B | × | \ | × | × | × | |
C | × | ○ | \ | ○ | × | ○ |
D | × | ○ | × | \ | × | ○ |
E | × | ○ | ○ | ○ | \ | ○ |
F | × | × | × | × | \ |
正解は 3 になる。
<例題> トーナメント問題
A~Fの6人がテニスの試合を行ったところ、次のような結果になった。
・BはCに敗れた。
・CはFに勝った。
・DはEに勝った。
・DはFに敗れた。
・Cは2回戦でAに勝った。
ア | イ | ウ | エ | オ | カ |
この時、正しいものはどれか。
1.Aはエである。
2.Bはアである。
3.Cはオである。
4.Dはカである。
5.Eはウである。
<ポイント>
・トーナメント戦問題は、負けるとそれ以上試合ができないという点があり、
「勝った」「負けた」という2つの条件があれば、負けた試合が勝った試合の
後にあったことが分かる。
・トーナメント戦の総試合数=【チーム数[または人数]-1】
<解説>
× B - C ○
○ C - F ×
○ D - E ×
× D - F ○
○ C - A ×(2回戦)
ア
B |
イ
C |
ウ
A |
エ
E |
オ
D |
カ
F |
Cが3勝しているから、優勝でイ。Cが2回戦で勝ってるAはウ。
あと、Cに敗れているのはBとFだが、Fが1勝してるため、Bがア、Fがカ。
残りは、DがEに勝っているため、Dがオ、Eがエである。
正解は 2 。