文章理解 / 現代文分野
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| アイデンティティー |
①同一のものであること。同一性。主体性。
②本人にまちがいないこと。自己同一性。身分証明。自己の存在証明。 |
|---|---|
| アイロニー | 皮肉。あてこすり。反語。逆説。風刺。 |
| アウトサイダー |
①集団・組織の外部の人。部外者。門外漢。傍観者。社会から疎外された人。
②社会常識の枠にはまらない独自の思想の持つ人。 局外者。異邦人。自ら外側に立つ人。 |
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あつれき
軋轢 |
不和。反目。摩擦。争い。葛藤。 |
| アナクロニズム |
時代錯誤。その時代の傾向と食い違っていたり
時代遅れであったりすること。その時代と逆行すること。古臭いこと。 |
| アナログ |
変化する連続した量を他の連続した量で表示すること。
(例:時間→角度、波→グラフ)対:デジタル |
| アナロジー | 類推。類似。類比。 |
| アバン・ギャルド |
前衛芸術、前衛美術。
時代の先端に立ち、各分野の新しい世界を開こうとすること。 |
| アンビバレンス |
両面価値。両価感情。ある対象に対して、相反する感情を
同時に持ったり、相反する態度を同時に示すこと。 |
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いき
粋 |
気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。
人情の機微に通じていること。都会的なさま。対:野暮 |
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いけい (いふ)
畏敬(畏怖) |
偉大な人を、おそれうやまうこと。 |
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いちぎ
一義 |
一つの意味。根本の意義。 対:多義 |
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いちべつ
一瞥 |
ちらっと見ること。ちょっとだけ見ること。 |
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いんしゅう
因習、因襲 |
古くから伝えられてきた風習。 |
| イデオロギー | 政治や社会のあるべき姿についての理念の体系。観念形態。 |
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おうか
謳歌する |
声を合わせて歌うこと。声をそろえて褒めたたえること。
恵まれた幸せを、みんなで大いに楽しみ喜び合うこと。 |
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かいこう
邂逅 |
偶然に会うこと。思いがけない出会い。 |
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がいねん
概念 |
ある事物の概括的で大まかな意味内容。 |
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かんねん
観念 |
①物事に対してもつ考え。見解。
②哲学で、人間が意識の対象についてもつ、主観的な像。表象。イデア。 |
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かいり
乖離する |
そむき離れること。はなればなれになること。 |
| カタルシス |
浄化。非日常的な事柄に接することで、日常生活の中で
抑圧されていた感情が解放され、快感がもたらされること。 |
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かっとう
葛藤 |
①心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、
そのいずれをとるか迷うこと。 ②人と人が互いに譲らず対立し、いがみ合うこと。 |
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かんあん
勘案 |
あれこれと考え合わせること。勘考。 |
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きすう
帰趨 |
物事が最終的に落ち着くこと。行き着くところ。結局のところ。帰趣。 |
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きべん
詭弁 |
道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論。こじつけ。屁理屈。 |
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ぎゃくせつ
逆説、パラドックス |
一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を
言い表している表現。逆理。 |
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きゃっかん
客観 |
特定の認識作用や関心を超えた一般的ないし普遍的なもの。
主観の認識の対象となるもの。対:主観 |
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きょうじ
矜持、矜恃 |
自分の能力を優れたものとして誇る気持ち。自負。プライド。 |
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きんだい
近代 |
歴史の時代区分の一つ。一般には資本主義の形成以後をいう。
日本史では明治維新から、西洋史では市民革命・産業革命から。 |
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ぐうい
寓意 |
何かにかこつけて,それとなくある意をほのめかすこと。 |
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ぐうわ
寓話 |
教訓や処世訓・風刺などを,動物や他の事柄に託して語る物語。
「イソップ物語」など。寓意を含む物語。 |
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ぐたい
具体 |
物事が、直接に知覚され認識されうる形や内容を備えていること。
対:抽象 |
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けいがいか
形骸化する |
誕生・成立当時の意義や内容が失われたり忘れられたりして、
形ばかりのものになってしまうこと。中身がない形だけになること。 |
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けいけん
敬虔な |
うやまいつつしむ気持ちの深いさま。 |
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けいじじょう
形而上 |
形をもっていないもの。形のない精神的なもの。感覚を通じて認識できないもの。
超自然的、理念的なもの。「形而上学」=「哲学」対:形而下 |
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けいじか
形而下 |
形を備えたもの。物質的なもの。哲学で、感覚を通じて認識できるもの。
時間・空間の中で現象的世界に形をとって存在するもの。対:形而上 |
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けいはつ
啓発する |
人々の気がつかないような物事について教え分からせること。
より高い認識・理解に導くこと。知識を与えること。 |
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けねん
懸念する |
気がかり。心配。 |
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けんざい
顕在 |
はっきりと形に現れて存在すること。対:潜在 |
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せんざい
潜在 |
表面には表れず、中に潜んで存在すること。対:顕在 |
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けんそう
喧噪、喧騒 |
騒がしいこと。やかましいこと。うるさいこと。 |
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こうかつ
狡猾な |
ずるく悪賢いこと。 |
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こうでい
拘泥する |
こだわること。必要以上に気にすること。 |
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ごうり
合理 |
理に適っていること。論理的に正当であること。理性によって納得できること。 |
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こうりてき
功利的 |
物事を行うときに、効果や利益のみを重視するさま。 |
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こそく
姑息 |
一時の間に合わせにすること。一時のがれ。その場しのぎ。 |
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ごびゅう
誤謬 |
間違えること。間違い。誤り。 |
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ごへい
語弊がある |
言葉の使い方が適切でないために誤解を招きやすい言い方。
また、そのために起こる弊害。 |
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こんとん
混沌 |
すべてが入りまじって区別がつかないさま。カオス。対:秩序 |
| コンプレックス |
自分が他より劣っているという感情。劣等感。
普段は意識下に抑圧されているもの。歪みを持った感情。 |
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さいぎしん
猜疑心 |
相手の行為などを、疑ったりねたんだりする気持ち。 |
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さくそう
錯綜 |
物事が複雑に入り組んでいること。入り交じって混乱すること。 |
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さくばく
索漠 |
心を満たすものがなく、もの寂しく感じるさま。気のめいるさま。 |
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さてつ
蹉跌 |
物事がうまく進まず、しくじること。失敗すること。躓くこと。挫折。 |
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ざんし
残滓 |
残りかす。 |
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さんぶんてき
散文的 |
散文のような形式・趣であるさま。詩情に乏しいさま。
無趣味でおもしろみのないさま。 |
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しい
恣意 |
自分の思うままに振る舞う心。気ままな考え。自分勝手な考え。 |
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しい
思惟 |
考えること。思考。 |
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じが
自我 |
自分。自己。哲学で、自己同一的な主体として、
他者や外界から区別して意識される自分。 |
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じがどうちゃく
自家撞着 |
つじつまが合ってないこと。矛盾すること。自己矛盾。 |
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しがん
此岸 |
迷いの世界。悩みの多い現実世界。この世。対:彼岸 |
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しこう
嗜好 |
ある物を特に好み、それに親しむこと。好み。嗜み。 |
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しっこく
桎梏 |
人の行動を厳しく制限して自由を束縛するもの。 |
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じつぞん
実存 |
実際にこの世に存在すること。現実に存在すること。実在。 |
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しゃしょう
捨象 |
概念を抽象する際に、抽出された諸表象以外の表象を
考察の対象から切り捨てること。 |
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しゃだつ
洒脱 |
さっぱりしていること。あかぬけしていること。 |
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しゅうれん
収斂する |
①一つにまとまること。まとめること。集約。
②縮むこと。引き締まること。縮めること。収縮。 |
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しゅかん
主観 |
自分ひとりだけの考え。 外界を意識する主体、意識。対:客観 |
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じゅんち
馴致 |
馴れさせること。馴染むこと。飼い馴らすこと。 |
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しょうか
昇華 |
物事が一段上の状態に高められること。 |
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しょうけい
憧憬 |
あこがれること。 |
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じょうぜつ
饒舌 |
やたらにしゃべること。口数の多いこと。おしゃべり。多弁。 |
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しょうよう
称揚・賞揚 |
褒めたたえること。称賛。 |
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しょよ
所与 |
与えられること。与えられるもの。 |
| ジレンマ | 二つの相反する事柄の板挟みになること。 |
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しんし
真摯 |
まじめで熱心なこと。 |
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しんちょく
進捗する |
物事がはかどること。 |
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すうせい
趨勢 |
物事がこれから先どうなってゆくかという様子。
成り行き。趨向。傾向。 |
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ずさん
杜撰な |
いい加減な。粗雑な。ざつな。 |
| ステレオタイプ |
ものの見方・態度や文章などが型にはまって固定的であること。
決まり文句。紋切り型。常套句。 |
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ぜいじゃく
脆弱 |
もろくて弱いこと。 |
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せつぜん
截然と |
物事の区別がはっきりしているさま。 |
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ぜったい
絶対 |
他に比較するものや対立するものがないこと。対:相対 |
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ぜんじ
漸次 |
次第に。だんだん。 |
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せんにゅうかん
先入観 |
前もっていだいている固定的な観念。先入見。先入主。 |
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そうたい
相対 |
他との関係の上に存在あるいは成立していること。対:絶対 |
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そがい
疎外 |
①よそよそしくしてのけものにすること。嫌ってのけものにすること。
②人間が、本来あるべき自分の本質を奪われてしまったように感じること。 |
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そきゅう
遡及 |
過去にさかのぼって影響・効力を及ぼすこと。 |
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そご
齟齬 |
物事がうまくかみ合わないこと。食い違うこと。ゆきちがい。 |
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そしゃく
咀嚼する |
①口の中で食べ物をよくかみ砕き、味わうこと。
②言葉や文章などの意味・内容をよく考えて理解すること。 |
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たいしょう
対象 |
①行為の目標や目的となるもの。めあて。相手。
②意識・感覚・行動などの作用が向かうもの。客体。 |
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たいしょてき
対蹠的 |
二つの物事が正反対の関係にあるさま。 |
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たぎ
多義 |
多くの意味。 対:一義 |
| タブー | 禁止された事物や言動。禁忌。禁制。法度。 |
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たんてき
端的 |
はっきりとしているさま。明白な。簡潔明瞭な。 |
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たんでき
耽溺 |
一つのことに夢中になって、他を顧みないこと。
不健全な遊びにおぼれること。 |
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ちつじょ
秩序 |
物事を行う場合の正しい順序・筋道。対:混沌 |
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ちゅうしょう
抽象 |
事物または表象からある要素・側面・性質をぬきだして把握すること。 対:具体 |
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ちょうこく
超克する |
困難や苦しみにうち勝ち、それを乗りこえること。 |
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ちょうらく
凋落 |
勢いがおとろえること。おちぶれること。 |
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ちょうりょうばっこ
跳梁跋扈する |
悪者などが勢力をふるい、好き勝手に振る舞うこと。
わがもの顔にのさばりはびこること。傍若無人に振る舞うこと。 |
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ちんぷ
陳腐 |
古くさいこと。ありふれていて、つまらないこと。 |
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つうぎょう
通暁 |
①ある物事についてたいへん詳しく知っていること。
②夜を通して朝に至ること。夜通し。徹夜。 |
| デカダンス | 既成の価値・道徳に反する美を追い求めた芸術の傾向。退廃。 |
| デジタル |
変化する連続した量をとびとびな値(離散的な数値)として表すこと。
(例:時間→数値)対:アナログ |
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てんこう
転向 |
①それまでの、方向・方針・職業・好みなどを変えること。
②政治的、思想的立場を変えること。特に、共産主義者・社会主義者が、 弾圧によってその思想を放棄すること。 |
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でんぱ
伝播する |
伝わり広まること。広く伝わること。波動のように広がっていくこと。 |
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とうかい
韜晦 |
自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。身を隠すこと。姿をくらますこと。 |
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どうさつ
洞察 |
物事を観察して、その本質や、奥底にあるものを見抜くこと。 |
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とうしゅう
踏襲する |
前人のやり方などをそのまま受け継ぐこと。 |
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とくしゅ
特殊 |
性質・内容などが、他と著しく異なること。機能・用途・目的などが限られること。
専門・専用であること。対:普遍 |
| ナルシシズム | 自分自身を性愛の対象とすること。自己愛。自己陶酔。うぬぼれ。 |
| ニヒリズム |
虚無主義。すべての事象の根底に虚無を見いだし、
何物も真に存在せず、また認識もできないとする立場。 |
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にりつはいはん
二律背反 |
相互に矛盾する二つの物事が、同時に成立しないこと。アンチノミー。 |
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ねつぞう
捏造 |
事実でないことを事実のようにこしらえること。でっちあげること。 |
| ノスタルジア |
異郷にいて、故郷を懐かしむ気持ち。
また、過ぎ去った時代を懐かしむ気持ち。郷愁。 |
| パトス | 外界を受容して内面に生まれる心的状態。感情。感動。情熱。 対:ロゴス |
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はんちゅう
範疇 |
同じような性質のものが含まれる範囲、部類、部門。カテゴリー。 |
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ひがん
彼岸 |
生死の迷いを河・海にたとえた、その向こう岸。悟りの境地をいう。 対:此岸 |
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ひっきょう
畢竟 |
結局。要するに。つまり。 |
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ひっぱく
逼迫する |
行き詰まって余裕のなくなること。事態が差し迫ること。切迫すること。 |
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ひょうぼう
標榜する |
主義・主張などをはっきりと掲げ示すこと。 |
| フィクション | 作り事。虚構。架空の物語。小説。創作。作り話。 |
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ふえん
敷衍する |
意味・趣旨をおし広げて説明すること。例などをあげて、くわしく説明すること。 |
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ふかん
俯瞰する |
高い所から見下ろし眺めること。鳥瞰。 |
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ふしん
腐心する |
心を痛め悩ますこと。苦心。心痛。 |
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ふだん
不断 |
①絶えないこと。いつまでも続くこと。
②決断力がないこと。判断の鈍いこと。 |
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ふっしょく
払拭する |
はらいぬぐい去ること。すっかり取り除くこと。一掃すること。 |
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物神化
物神崇拝 |
人間自らが作り出した物が、かえって人間を支配し、
人間がそれらを神のように崇めること。物が絶対化され、 崇拝の対象になること。フェティシズム。 |
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ふへん
普遍 |
全体に広く行き渡ること。例外なくすべてのものにあてはまること。
対:特殊 (普遍=一般的、特殊=具体的) |
| ブルジョア |
①(中世ヨーロッパ)市民。町人。
②資本家。有産者。金持ち。財産家。 対:プロレタリア、無産者 |
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ぶんせつ
分節 |
一続きになっている全体をいくつかの部分に分けること。
全体をいくつかの区切りに分けること。 |
| ペシミズム |
物事を悲観的に考える傾向。悲観主義。厭世主義。
対:オプチミズム、楽観主義、楽観論 |
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ほうこう
彷徨 |
あてもなく歩き回ること。さまようこと。 |
| ポストモダン |
主体、進歩主義、人間解放などといった啓蒙の理念に支えられた
近代主義の原理を批判し,脱近代をめざす思想的潮流。 近代以降。 (近代以前:プレモダン) |
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ほんあん
翻案 |
既存の事柄の趣旨を生かして作りかえること。特に小説や戯曲などで、
原作の筋や内容をもとに改作すること。 |
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まんえん
蔓延する |
伸び広がること。はびこること。 |
| メタファー | 隠喩。暗喩。(比喩。) |
| モラトリアム |
法令により金銭債務の支払いを一定期間猶予すること。
支払い猶予。棚上げ状態にすること。 |
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やぼ
野暮 |
人情の機微に通じないこと。わからず屋で融通のきかないこと。
言動や趣味などが、洗練されていないこと。無風流なこと。対:粋 |
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やゆ
揶揄 |
からかうこと。なぶること。 |
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ゆいぶつろん
唯物論 |
哲学で、精神的なものに対する物質的なものの根源性を主張し、
精神的なものはその現象ないし仮象と見なす認識論的、形而上学的な立場。 マテリアリズム。 |
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ゆうきてき
有機的 |
有機体のように、多くの部分が緊密な連関をもちながら
全体を形作っているさま。生命感のあるさま。対:無機的 |
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むきてき
無機的 |
無機物のように,生命の感じられないさま。また,温かみのないさま。
無味乾燥なさま。対:有機的 |
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ゆえん
所以 |
理由。わけ。いわれ。 |
| ユートピア |
想像上に描かれた理想的な世界。理想郷。理想の国。
空想上の理想的社会。 |
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りせい
理性 |
道理によって物事を判断する心の働き。
論理的、概念的に思考する能力。 対:感性 |
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かんせい
感性 |
外界の刺激によって生じる感覚器官の感受能力。物事に感じる能力。
感受性。感覚。対:理性 |
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りつぜん、せんりつ
慄然、戦慄 |
恐ろしさで身のふるえるさま。ぞっとするさま。恐れおののくさま。 |
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りょうが
凌駕する |
他をしのいでその上に出ること。他のものを追い抜いてその上に立つこと。 |
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りょうぎてき
両義的 |
二つの対立する立場や意見のどちらの意味もとることができるさま。
曖昧なさま。 |
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れいらく
零落 |
落ちぶれること。 |
| レトリック |
美しく飾りたてた言葉や文句。美辞麗句。表現の巧みな言葉。
巧言。言葉や言い回しを工夫すること。修辞。修辞法。 (比喩、倒置法などの総称) |
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れんびん
憐憫 |
かわいそうに思うこと。憐れむこと。憐れみ。情けをかけること。同情。 |
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ろうばい
狼狽 |
あわてふためくこと。うろたえること。 |
| ロゴス | 言葉、理性の意。意味。論理。言語。思想。知性。対:パトス |
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わいしょうか
矮小化 |
こぢんまりとすること。小さくすること。つまらないものにすること。 |